2017-05-23 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
例えば、昨年十一月に、ビエンチャン・ビジョン、日本・ASEAN防衛協力イニシアティブというのも発表されておりますけれども、こういうものの戦略的な考え方の中で、今答弁いただいた能力構築支援や装備品の無償、廉価での譲与というのを考えていくことも重要と考えますが、最後に防衛大臣の答弁いただきたいと思います。
例えば、昨年十一月に、ビエンチャン・ビジョン、日本・ASEAN防衛協力イニシアティブというのも発表されておりますけれども、こういうものの戦略的な考え方の中で、今答弁いただいた能力構築支援や装備品の無償、廉価での譲与というのを考えていくことも重要と考えますが、最後に防衛大臣の答弁いただきたいと思います。
特に、日・ASEAN防衛協力については、昨年十一月に私が第二回日・ASEAN防衛担当大臣会合で表明したビエンチャン・ビジョンに沿って着実に強化してまいります。 欧州諸国に対しては、アジア太平洋地域へのコミットメント強化を働きかけつつ、具体的な防衛分野での協力を強化してまいります。本年初めの私の欧州訪問は、まさにこうした観点から実施したものです。
特に、日・ASEAN防衛協力については、昨年十一月に私が第二回日・ASEAN防衛担当大臣会合で表明したビエンチャン・ビジョンに沿って着実に強化してまいります。 欧州諸国に対しては、アジア太平洋地域へのコミットメント強化を働きかけつつ、具体的な防衛分野での協力を強化してまいります。本年初めの私の欧州訪問は、まさにこうした観点から実施したものです。
そして、昨年、日本・ASEAN防衛協力イニシアティブでは、防衛協力の手段として防衛装備協力が掲げられております。そして、今国会には、財政法九条の特例として防衛省の保有する装備品について無償譲渡を可能にする法案が出されております。法案の中身を見ますと、譲渡を求める申し出があれば、武器弾薬以外の装備品は無償譲渡できるということになっています。
また、昨年の十一月に、今後の日本とASEAN防衛協力の指針として表明をいたしましたビエンチャン・ビジョンにおきましても、ASEAN全体の能力向上のために、装備品や技術の移転、また防衛装備、技術協力に係る人材の育成、それから防衛産業に関するセミナーなどの開催を進めていくことともいたしているところでもございます。 防衛装備の移転につきましては、日本の平和国家としての戦後の歩みもございます。